漏水被害って普通に生活してたら、災害級の事故がない限り遭遇しないんじゃない?
私には関係ないない🤣
なんて思っているそこのあなた!!👉
のんきに構えてたら痛い目見ます。
そう!何を隠そう我が家もその被害者なんです😭
家事でも災害でもない漏水被害の原因…。
それは『洗濯機』!!!
どの家庭にでもある洗濯機が漏水の加害者になるのです。
この被害を生み出さないために私たちが出来ることはただ1つ。
洗濯機を使用しないときは洗濯機の栓を必ず閉める❗️
たったこれだけです。本当に被害に遭ったら、もしくは事故を起こしたら…。
実際どのような過程をたどるのか想像してみてください。
我が家の実体験からその重要性を学んで頂けたら幸いです。
漏水被害の実体験
それはある日突然やってくる
6月のとある日曜日。
家族みんな休みで朝ゆっくり寝れる日。
7:30
ポタポタっと足に水が触れる感覚で目が覚めました。
マンションで雨漏り⁉️
と、飛び起きたらリビングでも同時に家族みんな大騒ぎ!
家中のアチコチで雨漏り!?発生!!
テレビの上も❗️ソファーの上も‼️
至る所から雨漏りのように天井から水が垂れてきます。
確認したところ、トイレとお風呂以外全部屋。
寝室や和室はクローゼットや押し入れの中まで水が垂れてます。
水道管の破裂か何かと思い慌てて玄関を出て隣近所を確認するも、マンションの外廊下に被害は見られず。
両隣のお宅のインターホンを鳴らして被害状況を尋ねてみるけど、どうも我が家だけのよう…。
まさか真上の家で何かあったのでは!?
恐る恐る上階に上がりインターホン鳴らすけどなかなか出てくれない。
廊下側の窓が少し空いており隙間から家の中に人影が見えたため、大声で呼ぶとようやく玄関を開けてくれました。
加害者宅の現状
玄関開けた先には惨劇が‼️
家中水浸しになっており、ソファー等の家具をベランダに出してバスタオルで水を拭きとっている最中でした。
理由を聞くと、こちらのお宅で洗濯機を回して入浴中にいつのまにか洗濯機の給水ホースの接続部分が外れ、15分間水を全開で室内に放水していたようだとのこと。
お宅の中にあげてもらい家の中を見せてもらうと、洗濯機が置いている洗面所のすぐ近くの畳の部屋の中央に1m大の巨大水溜まりができてました。リビングや他の殆どの部屋まで水が広がっており、水をタオルでかき集めて拭いている最中だったようです。
まさか下階の我が家に漏水してるなんて考えてもなかったようで、自分の家の片付けでいっぱいいっぱいだったようです。
我が家にはその水が、コンクリートの隙間を伝って全部屋の天井の至る所から滲み出てきていました。
管理会社に電話をするとすぐに来てくれるとのことでした。
過去に例を見ない漏水被害の現状
管理会社の方が到着し現状を確認してもらうと、年間3〜4件あるマンションの漏水事故の中でも、過去に例をみないくらい断トツで1番酷い被害だと言われました😱
その後業者の方達と管理会社の方が来て、現場検証が行われました。
水膨れの天井のクロスをカッターで切ると、一気に水が滝のように落ちてきました。
そして、乾燥させるためにクロスを剥がされ、コンクリート剥き出しの見るも無残な姿に…。
クローゼットの中はずっと水漏れが続き、洋服やらバッグやら被害にあった数計り知れず…。
荷物をクローゼットから全て出して、大量の濡れた荷物が生活空間に並べられます。保険申請してリフォーム完了するまでしばらくずっとここで生活…。
家中にある洗面器やコップなどありとあらゆるもので水を受けて、タオルで拭いてを何時間も繰り返していました。
コンクリートの隙間をつたってくる水は濁っており、受けに使った洗面器に白い汚れが付着しえいました。
洗面器はもちろん、受けに使用したコップやお皿、タオル類は全て破棄せざるを得ません出した。写真に写ってタオルはほんの一部なので、全て買い直しました。
お気に入りのジャイアンツのタオルー😱
これからどうなるの…?😱
家族みんな不安と怒りと絶望感でいっぱいです😰
漏水事故後の流れ
これから部屋の片付けや被害の保険申請、クロスの張り替え作業、上階の方との話し合い示談書の記入。
予想外の出来事に、予定外の作業がこれからの日常に組み込まれていきます。
作業が進まない間も生活も仕事もしなきゃいけないので、ぐちゃぐちゃの部屋の片付けと同時進行です。
漏水被害翌日はさすがに仕事を休んで使えない物の破棄作業。クローゼット内の洋服類を全部出して、1番酷いクローゼットに向かって毎日切らさず除湿器を回します。
最悪なことに被害があったのは6月の梅雨。今後のカビの発生が恐ろしい😱
台風の時期と重なり、事故から10日後にようやくマンション保険の鑑定人が他県から来られました。
そして被害にあった家財を書き出し、いつ購入したものか、購入時金額はいくらだったか覚えている範囲で表にまとめました。
1ヵ月後保険の見積もりがあがりました。
漏水被害のため、加害者側の負担金は無し。但し加害者側の被害は自己負担。
被害者の我が家がかけていた保険では漏水被害の保険は降りず、マンション保険で対応してもらうことになりました。
工事着工はまだまだ先で9月くらいからとのこと。
そして10月、漏水被害にあって4か月かかってようやくリフォーム工事が終わりました。
まとめ
今回被害額が大きくマンション保険で対応して頂けましたが、どこでも同じように対応してもらえるとは限りません。
我が家もこれまで洗濯機の給水栓は開けっ放しでしたが、これを機に毎回開閉をしっかりするようになりました。
洗濯機の後ろに写真のような給水栓が各家庭ついています。
知らなかった~という方は、確認してみてください。
そしてこれからは洗濯の前後で給水栓の開閉を必ずするよう習慣化して、同じような被害を起こさない・遭わないよう気を付けてくださいね。
たったこれだけで大惨事を免れますので、我が家を反面教師に是非毎回確認してリスク回避してください。